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楽日ご挨拶・2「何と15万回を越えました」
お礼ついでに
もう一つ。
皆様に可愛がって
戴いている
このブログ。
アクセス数が何と
15万回を越えました。

7134-150430.jpg
こちらが記録達成時

ブログを
始めて
5年あまり。
10万回を越えたのが
一昨年の9月の事。

それがこの時
http://seijuro5th.blog113.fc2.com/blog-entry-528.html

そこから僅か
1年半で
5万回。

そんなにご覧
戴いているとは。
ありがたい事です。

「ブログ見てます」
とお声を掛けて
下さる方も
この所ずいぶんと
増えました。

この上は何としても
100万回達成を
目指して!
などとは
決して申しません。

今まで通り
気の向くまま
我がまま気ままに
続けさせて
戴きます。

皆様からのお声は
ブログ左側に
ございます
メールフォームから。
お待ちしています。

豊松清十郎


*拍手コメントは確認に手間がかかりますので、
ぜひとも、
メールフォームをご利用くださいますように。(tsubame)


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[2015/04/30 11:36] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
楽日ご挨拶・1「4月大阪公演は大成功の裡に」
雨の中始まった
今月の公演も
楽日の前一週間は
襲名に相応しい
晴天が続き、
そして迎えた
千秋楽。

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7242-150428.jpg
かの桜も青葉若葉がこの如く

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幟も隠れるほどに茂りました

7196-150428.jpg
ロビーには幕見席を求めるお客様の列が


前半やや
気を揉んで
おりました
お客様の入りも
後半に入って
ぐぐぐいっと
鰻のぼり。

今か今かと
待ち受ける
我々の目の前に
配られたのは
大入り袋。

7249-150428.jpg
ひとしお嬉しいこの大入り

異動転勤
新学期。
何かとお忙しい
その中を
公演に駆けつけ
新玉男襲名に
華を添えて
下さいました
大ぜいのお客様。

皆様のお蔭を
持ちまして
4月大阪公演は
大成功の裡に
幕を閉める事が
できました。
座員一同心より
御礼申し上げます。
有難うございました。

7253-150428.jpg
楽日にはまたこんなお弁当が

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うどんの名店道頓堀今井の逸品です

7258-150428.jpg
見た目も彩り姿良く

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炊き合わせは一品ずつ微妙に味を変えて

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蕨に菜の花、旬の味

7257-150428.jpg
玉男兄さんごちそう様でしたー


豊松清十郎

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[2015/04/28 18:04] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新人さんいらっしゃ~い「兄弟子さん、分かっていない様で」
そして今ブレイク中
先寿美世里でも
(夜露死苦みたいですが)
皆様おなじみの
兄弟子C。

7120-150419.jpg
こいつ(失礼!)が兄弟子C

“咲若君の印象は”
同学年ですけど
まだよく分かりません。


きっと
当の本人も、
この世界に入った事を
まだよく分かって
いない様で。

“去年の研修発表会で
咲若の似顔絵を
描いていたけど”

2574-150419.jpg
その時の証拠写真がこちら

2575-150419.jpg
に、似ている!


「覚えています。
まさか彼が
僕の下に
入ってくるとは。
正直とまどってます(笑)」


咲若君も戸惑って
いる事でしょう。
イケメン揃いの
咲大夫一門。
彼はこの先
自分自身をどの様に
発信して
行くのでしょうか。
おたのしみに。

と、まあ長々続けて
参りましたが、
新人さん達は
長い長ぁーい
修行の道の
スタートに
ついたばかり。

この先
どちらを向いて
進めば良いのか、
それすらも分かって
いない筈。

これから
山あり谷ありの
文楽人生の中で
やがて目指すべき頂も
見えて来る事でしょう。

温かく末永く
いつの世までも
この三人を
お見守り
下さいます様に。

豊松清十郎

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[2015/04/25 10:35] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新人さんいらっしゃ~い「兄弟子さん、お話しを伺いましょう」
さてそれでは
シメとして、
弟弟子が出来た事で
晴れて末弟の座から
解放されました、
三人の兄弟子さんに
お話しを伺いましょう。

まずは「虎」に入って
プチブレイク中の
この人。
兄弟子Aさんに
お話しを。

7119-150419.jpg
こちら兄弟子A氏

“弟弟子が出来て如何ですか”
楽屋が更に
楽しくなりました。

“師匠のお世話、楽屋の用事など
少しは楽になりましたか”
まだ色々と教えている最中なので
楽にはなっていません。
却って
いつもより早く
楽屋入りしている位で。

“勘昇君の印象は”
言われた事に
一生懸命なのが
良いですね。
分からない事は自分から
聞いてきますし、
人形のダメなんかでも
出来ないから見ている
というのではなく、
「まずやってみますので
いけない所を言って下さい」
という積極的な姿勢で。
口数は多くないですが、
取り組み方が良い。
上手くやっていけそうです。

年上の弟でやりにくい
所もあるでしょうが、
兄弟三人
がっちりと
スクラム組んで、
一門を更に盛り立てて
貰いたい物です。

次に
新玉男さんの
末弟と言えば
この人、だった
(もう一人おりますが)
TAMATOSHIこと
兄弟子B。

7133-150419.jpg
B君です

“玉征君の印象は”
楽屋実習の頃から
しっかりやっているな、
と思っていました。
いきなり師匠の
襲名公演から
新弟子となって、
大変だと思いますが
よく頑張ってます。

“弟弟子が出来てどうですか”
僕より下に入ってきて
責任も増しますが
嬉しいです。
自分も
益々頑張らねば
と思います。


至極まっとう、ご尤もな
お答え。
そう、それで良いのだ
兄弟子B。
別に面白いコメントを
求めていた訳でもないし・・・
(ちょっと期待してたかも)

豊松清十郎

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[2015/04/24 10:30] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新人さんいらっしゃ~い「咲若君、よく怪我をしていた」
適性審査を終え、
太夫専攻となって
本格的に
語りの修行に
専念する中で、
面白くなってきたのは
人物の語り分け。

声色でなく
声の高さ、調子、
テンポなどで
老若男女を
語り分ける。

咲大夫師匠を
入門先に選んだのも、
研修の稽古の中で
この師匠から
教えを受けたい、
と強く
思ったから。

それにしても
何だか良く
怪我をしていた。
というのが
私の印象。

適性審査が終わり
英さんのお稽古の時
上着を渡そうと
一歩踏み出したら
足を骨折。
そこから1ヶ月は
ギプス生活。

座れなければ
語れぬ大夫。
稽古も満足には
できません。

果たして発表会に
間に合うのか。
講師、本人、
養成課員も
肝を冷やしました。

特に趣味も無く
お酒も好きではない
という咲若君。

これからは
義太夫節を
趣味として、
趣味と実益
兼ね備え、
大いに精進して
貰いたい物。

彼の武器は
大阪弁。
近畿圏以外の
入門者よりは
出発点が
グッと
有利です。

そしていかにも
太夫らしい
その体躯。

風格だけなら
すでに十年
選手並み。

太夫が要の
文楽の世界。
まずは会場の
隅々まで通る
しっかりとした
発声を
身に付け、
やがて床本を
読み込んで、
人物一人ひとりの
語り分けにも。

大いなる可能性を
その体に秘めて、
期待は
ふくらむ
ばかりです。

豊松清十郎

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[2015/04/23 18:45] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新人さんいらっしゃ~い「咲若君、大変苦労したとか」
そして最後は
咲大夫師に入門の
「豊竹咲若(さきわか)大夫」君。

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よろしくお願いいたします

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楽屋の名札も真新しく


平成2年2月23日
うお座の早生まれ。
そう、26期は
3人とも
同学年なのです。

他にも
咲寿、玉彦、
玉延などが同学年。
「平成元年会」が
できそうです。

本名は
長島遙洋(はるなだ)。
これにはさぞかし
深い謂れが?
「なんか大きな海
というイメージで
付いた様です。
妹は
史河といいます」
あ、そう。
海と川ね。

生まれは大阪堺市の
泉北ニュータウン。
お母様が文楽好きで、
子供の頃から
手を引かれて
夏休み親子劇場に
やってきた思い出も。

大学へ進んで
みたものの
どうも馴染めず、
ほとんど通う事無く
すぐに中退。

それから5年、
バイト生活の中
そろそろ何かを
と思っていた時、
やはりお母様から
研修生募集の
話を聞き、
ま、やってみっか
位の軽い気持ちで
研修生となり、
もう二年。

まだまだ何も
分からないけれど、
辛かったのは
星座、
ではない正座。

特に最初の
半年間、
三味線弾き独特の
お尻を落とした
座り方が出来ず、
胴が膝に載らなくて
大変苦労したとか。

豊松清十郎

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[2015/04/22 09:25] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新人さんいらっしゃ~い「玉征君、もっと怖くなるかもよ」
本人に
研修時代を
振り返ってもらうと
「何だかスイスイ
来た感じですね」と。

こう言われると
「何だか
軽い奴っちゃなー」
と思われるでしょうが、
ま、軽い奴です・・・

それはともかく、
言われた事を
ただそのまま
繰り返す
のではなく、
教えの意味を
良く考え理解して
自分のやり方を
見つけていく。
そういう所に
長けていた、
というのが
私の印象。

一つ注意すると
二つ、三つと
直してくる。
その勘の良さは、
きっとこの世界の
水が合っている
という事でしょう。

スイスイとは
言いながらも、
最初の発表会では
血尿を出しながら
舞台を勤めるという
そんな頑張りが
利く一面も。

勘昇君と持ち味は
違いながらも、
この先が楽しみです。

師匠については?
「立役の格好よさに
初めて見た時から
ファンでした。
たとえ玉延さんが
先輩になっても
入門先は師匠しか
考えられません
でした」と。

部屋の印象は?
「まだ分かりませんが
玉路さん(本人含む)
から上の兄さん方が
怖いです」

そうか。
これからもっと
怖くなるかもよ。

大柄で
立役には
打って付け。

今師匠の足を
主に遣っている
玉路君の後を目指して
精進の毎日でしょうが、
この先
次々やってくる
たくさんの高い壁を
ひょいひょいふわりと
軽ーく乗り越えて、
頼もしい足遣いに
なって欲しい物です。

豊松清十郎

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[2015/04/21 19:55] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新人さんいらっしゃ~い「玉征君、友人の追っかけ?」
研修に応募した
そのきっかけは、
大学を終えた卒業旅行。

その行き先に
大阪を選び、
特に目的も無く
町をぶらつく
その時に、
知り合った
外人さんと行った
文楽劇場で、
募集の事を
知ったとか。
へぇーそうなんや。

ちょうどこの時は
25期研修生の
一年目。
次回募集の
一年後まで、
バイトをしながら
公演にも通い、
晴れて合格
研修生となりました。

それにしても
何で大阪へ?
「なんとなく活気の
ある街だと思って」
ああそう。

ほんでどこの
ホテルに?
「いや、友人宅です」
まさか女の子?
「いや、
玉延さんの
部屋に」
なにーっ!
たまのぶ!?

実はじつは
玉延こと
齋藤渓君と
玉征こと
佐藤錬太郎君は
獨協中、高校を通して
クラスメイト。

その友人とは
玉延氏その人
だったのです。
いやぁ全然
知らんかった。

研修の志望動機が
友人の追っかけ?
まさかねぇ。

これまでの渓クンが
これからは玉延さんに。
「やっぱりちょっと
やりにくいですね」
とは玉征の弁。

同門となり
これからお互いに
切磋琢磨。

共に高みを
目指して貰いたい
物です。

7100-150418.jpg
今はこんな感じが

7098-150418.jpg
やがてこんな風になるかも

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玉延がんばれよ!

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笑顔の裏では

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早くもこんな闘いが(?)


豊松清十郎

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[2015/04/21 10:35] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新人さんいらっしゃ~い「玉征君、是非聞いてみたい」
二人目の
新人さんは
二代目玉男さんに
入門した
「吉田玉征(たまゆき)」君。

7125-150418.jpg
なかなかしゅっとした

7127-150418.jpg
男前です


こちらも平成元年の
6月29日生まれ。
えーっと、
かに座
です、たぶん。

本名は
佐藤錬太郎。
こちらの謂れは?
「始め「錬」一字に
する積りが、
字画かなんかで
太郎を付けたと
聞いてます」
ふーん。
なんかつまらん。
もっとドラマチックな
何かを期待
してたんやけど。

「因みに
姉は
礼奈といいます」
ほーぉ。
そうですか・・・

生まれたのは
名古屋ですが、
幼い時から
千葉県育ち。
千葉と言っても
松戸市ですから
まあ東京ですね。

獨協中、高と進み
東海大学へ。
在学中は
バロック音楽研究会
に籍を置き、
ピアノを弾いて
いたとか。
うーん、是非
聞いてみたい。

お酒もいける口
ですが、
こちらは
焼酎、
ウィスキーが
お好み。
ま、今の子ですな。

豊松清十郎

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[2015/04/20 13:25] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新人さんいらっしゃ~い「勘昇君、素直さも魅力」
師匠を選んだ
決め手は?
との質問に、

「始め三味線
志望でしたが、
人形に志望を
変えた動機が、
勘十郎師匠の
舞台でした。
入門先は師匠しか
考えられません」
との言葉。
その意気やよし!!
(しつこい)

勘次郎、
勘介、
両兄弟子のいる
部屋の雰囲気は
明るくて
楽しく、
色々考えて
教えて下さるので
有難いとの事。

二年間の研修での
私の印象は、
けして器用な
タイプでは
ないけれど、
課題にじっくり
取り組んで、
中途半端には
投げ出さない。

言われた事は
次の日までに、
直らぬまでも
何とかしようと、
努力した跡が
ありありと。

右だと言えば
「も、もうええで」
と言うまで、
とにかく先ずは
右を向き続ける
その素直さも魅力。

この先死ぬまで
じっくり
取り組める
文楽の世界は、
きっと世間の
どこよりも
勘昇君向きでは。

勘昇君の
益々の精進を
期待しています。

豊松清十郎

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[2015/04/19 13:54] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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