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4月公演御礼「義援金のお願いを」
さて、公演中盤の14日
震度7の大地震が
熊本地方を襲いました。
16日にも再び
震度7を記録。
余震ならぬ
前震という言葉も
初めて耳に
致しました。

普段ならば
大きな揺れと言って
不思議はない
震度5以上の
余震は数知れず。
まさかあの
堅牢堅固で知られた
熊本城の石垣が
崩れるとは。

遠く離れた我々も
何か出来る事をと、
東日本大震災に続き
ロビーに
募金箱を設け
義援金の呼びかけを
致しました所、
御来場の皆様から
我々も驚くほど
たくさんのお志が
寄せられました。

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よろしくお願いしまーす

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ありがとうございます

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「八陣守護城」の清正公も参戦

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次から

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次へと

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お客様が


皆様からのご浄財は
日本赤十字社を通して
被災地の方々に
お届け致します。
有難うございました。

揺れはようやく少しづつ
収まりつつあるとはいえ、
まだまだ
沢山の方々が
不便を強いられ
不安な毎日を
送っていらっしゃいます。

5月東京公演でも
技芸員が
ロビーに出て
義援金のお願いを
致します。

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東京でもお待ち致しております

皆様のご協力を
宜しくお願い
申し上げます。

世間はいよいよ
ゴールデンウイーク。
皆さんの休日には
休み慣れない私。
人の波はしんどいし、
我が家でのんびり
骨休めと参りましょうか。

花ミズキの花が
今さかり。
何をするにも
良い季節。
皆様、五月晴れの
東京国立劇場で
お待ち申し上げます。

豊松清十郎

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[2016/04/29 10:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
4月公演御礼「また勉強致します」
今月私は求馬を。

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苧環を差した求馬さん

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裾には露芝の縫い取りが

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エエ男やなぁ


かたや愛嬌
溢れる町娘。
もう一人は
今をときめく
お姫様。

求馬さんのためなら
命を捨てても
悔いはないとまで
二人の娘に想いを
寄せられるという、
実生活では
とても考えられぬ
羨ましい(?)
役どころ。

立姿、足取りから難しく
なかなかスッキリとした
水際の立つ良い男、とは
いきませんでしたが、
遣う本人そのままに
優柔不断な感じは
出ていたかも。

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こちらは浪人姿の淡海さん
スッキリしてます


ひと公演勤めた
この経験を
この先に
生かせるよう
また勉強致します。

豊松清十郎

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[2016/04/28 16:36] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
4月公演御礼「皆様有難うございました」
公演が始まった頃は
美しく咲き誇った花々で
我々を楽しませてくれた
文楽劇場前の桜も、
すっかり
その装いを変え
柔らかな若葉が青々と。

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早い物で千秋楽

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すっかり若葉となりました

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当日券を待つお客様方
ありがとうございます


晴れた日には気温も
グングンと上昇し
早くもどこかに
夏の気配も。
そんな中四月の舞台も
お蔭様で千秋楽と
相なりました。

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あっという間の3週間

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おめでとうございます


今回昼の部は
初日から大入り続き。
しかしながら夜の部は
平日ともなると空席が
目に立つ日もあり、
正直な所少々
心配しておりました。

それが
日を追い
楽日が近付くにつれ
夜の部のお客様も
その数を増す中、
目出度く迎えた
千秋楽。

正月公演に続いて
今年二度目の
嬉しい
大入り袋が
我々の下に。

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皆様有難うございました

これはきっと
昼の部を御覧になった
お客様が
「一日で通しはきついけど
やっぱり夜も見てみたい」と
改めてお時間作って
お越し下さった事と。

嶋師匠に続いて、
文雀師匠も一線を
退かれたこの公演。

新生活の始まる
時でもあり、
何かとお忙しい
この時期に
変わらず文楽を
ご贔屓下さった皆様
有難うございました。

豊松清十郎

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[2016/04/28 14:01] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
春のお知らせ三連発・その三「巡業仮予定2」
【演目・昼の部】
解説(あらすじを中心に)

「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」
杉酒屋の段
道行恋苧環
姫戻りの段
金殿の段

【演目・夜の部】
解説(あらすじを中心に)

「近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)}
四条河原の段
堀川猿廻しの段

※会場により演目の順番等に変更がある場合がございますので、御注意下さい。

毎年申しておりますが
これはあくまで
仮予定。

この先変更になる事も
皆無!
とは申せませんので、
あくまで皆様の文楽観劇の
目安としてご利用下さいませ。

今年度も
北は北海道から
南は鹿児島まで。
魅力的な公演地が
目白押し。

初めての町も
何カ所か。
さあ、あそこじゃ
あれを食べなくちゃ、
ここではこれは外せない、
と今から虎視眈眈と
狙っております(何を?)。

我々にも楽しみな
一年二度の
地方公演。
配役が出ましたら
またお知らせを。

三連発も
これにて打ち止め。
千秋楽まで精一杯の
舞台を勤めます。
皆様どうぞお元気で。

豊松清十郎

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[2016/04/18 10:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
春のお知らせ三連発・その三「巡業仮予定1」
さてどんじりに
控えしは・・・
この季節には
欠かせない、
あれを。

あれ?
そう、
巡業の仮予定。

桜が散れば
仮予定、
という訳で
今年の秋と
来年の春、
一挙にお知らせ
致します。


□2016年度・秋の地方公演予定(仮)

10月1日(土)
河内長野市・ラブリーホール
0721-56-6100

10月3日(月)
仙台市・電力ホール
022-225-2251

10月7日(金)
名古屋市芸術創造センター
052-931-1811

10月8日(土)
岡崎市・せきれいホール
0564-25-0511

10月9日(日)
横浜市・神奈川県立青少年センター
045-263-4400

10月10日(月・祝)
静岡市グランシップ

10月14日(金)
長野市・北野文芸座
026-233-3111

10月16日(日)
登別市民会館(北海道)
0143-88-1139

10月18日(火)
札幌市教育文化会館
011-271-5821

10月19日(水)
札幌市教育文化会館
011-271-5821

以上9開場10公演


□2016年度(2017年)・春の地方公演予定(仮)

2月25日(土)
佐世保市・アルカス佐世保
0956-42-1111

2月26日(日)
北九州市・戸畑市民会館
093-871-7200

2月28日(火)
鹿児島市・かごしま県民交流センター
099-221-6600

3月2日(木)
半田市福祉文化会館(愛知県)
0569-23-7331

3月4日(土)
広島市・アステールプラザ
082-244-8000

3月5日(日)
姫路市文化センター
079-298-8011

3月8日(水)
大田区民プラザ
03-3750-1611

3月10日(金)
荒川区・サンパール荒川
03-3806-6531

3月11日(土)
府中の森芸術劇場
042-335-6211

3月12日(日)
森町文化会館(静岡県)
0538-85-1111

3月17日(金)
京都府立文化芸術会館
075-222-1046

3月18日(土)
京都府立文化芸術会館
075-222-1046

3月19日(日)
やまと芸術文化ホール(神奈川県大和市)
046-200-6315

3月20日(月・祝)
四日市市文化会館(三重県)
059-354-4501

以上13会場、14公演

豊松清十郎

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[2016/04/17 23:23] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
春のお知らせ三連発・その二「内子座文楽配役2」
地元内子町の熱意と
お客様の変わらぬ
ご贔屓に支えられて
内子座文楽公演も
今年で目出度く20回。

内子座創建
100周年の
節目とも重なる今回は、
昼夜の演目を替えて
三代名作の一つ
「仮名手本忠臣蔵」を
ご覧戴きます。

忠臣蔵の上演は
長い内子座文楽の
歴史の中でも初めて。
正に満を持しての
登場です。

午前の部では
塩谷判官の切腹を中心とした
三、四段目を。

午後の部では
早野勘平の苦衷に焦点を当てた
五、六段目を。

山崎街道の段では
定九郎に
玉男、
与市兵衛に
和生という
もう本公演では
なかなかお目に掛かれない
内子座ならではの
配役も。
ファンの方には
見逃せない所。

公演前日の19日には
20回の公演を記念して、
大の文楽ファンで
内子座にも
毎年欠かさず
足を運ぶ
女優の
竹下景子さんが、
和生、
勘十郎、
玉男と共に
内子座について語り合う
という催しも。

チケットの販売と共に
詳しい事はこちらの
内子座HPをご覧ください。


毎年
その活気を増す
内子座文楽。
良いお席は
どうぞお早めに。

今年も
暑い熱い内子で
皆様をお待ち致します。

豊松清十郎

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[2016/04/17 10:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
春のお知らせ三連発・その二「内子座文楽配役1」
さてその次は
これも皆様お待ちかね、
内子座文楽の配役を。


□第20回内子座文楽

【公演日】
8月20日(土)21日(日)二日間

【入場料】
松席7000円
特竹席6000円
竹席5000円
梅席3000円

【演目、配役・午前の部】10時開演
「解説(あらすじを中心に)」
豊竹亘太夫

「仮名手本忠臣蔵」
下馬先進物の段
豊竹靖太夫、鶴澤清馗

殿中刃傷の段
豊竹呂勢太夫、鶴澤藤蔵

塩谷判官切腹の段
竹本津駒太夫、竹澤宗助

城明け渡しの段
豊竹亘太夫、鶴澤清公

[人形役割]
高師直・桐竹勘十郎
鷺坂伴内・吉田一輔
加古川本蔵・吉田玉佳
桃井若狭助・豊松清十郎
茶道珍才・吉田玉彦
塩谷判官・吉田和生
原郷右衛門・吉田玉也
石堂右馬丞・吉田玉志
薬師寺次郎左衛門・吉田幸助
大星力弥・吉田簑紫郎
大星由良助・吉田玉男
顔世御前・吉田簑二郎

【演目、配役・午後の部】14時開演
「解説(あらすじを中心に)」
豊竹亘太夫

「仮名手本忠臣蔵」
山崎街道出合いの段
豊竹希太夫、鶴澤清公

二つ玉の段
豊竹芳穂太夫、竹澤團吾
胡弓・鶴澤清公

身売りの段
豊竹睦太夫、鶴澤清志郎

早野勘平腹切りの段
豊竹英太夫、竹澤團七

[人形役割]
早野勘平・桐竹勘十郎
千崎弥五郎・吉田文昇
百姓与市兵衛・吉田和生
斧定九郎・吉田玉男
女房おかる・豊松清十郎
与市兵衛女房・吉田簑二郎
一文字屋才兵衛・吉田幸助
めっぽう弥八・桐竹紋吉
種ケ島の六・吉田玉翔
狸の角兵衛・吉田玉誉
原郷右衛門・吉田玉也

〈人形部〉
吉田勘市、桐竹紋臣、吉田文哉、桐竹紋秀、吉田玉勢、吉田簑次、桐竹勘次郎
桐竹勘介、吉田玉路、吉田和馬、吉田簑之、吉田簑悠、吉田玉征、桐竹勘昇

【チケット発売】
4月18日(月)8時半より
(インターネット、電話とも)

豊松清十郎

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[2016/04/16 16:16] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
春のお知らせ三連発・その一「若手会配役2」
東京のお客様にも
すっかりお馴染みとなった
「文楽若手会」。

今年は今月の演目
「妹背山婦女庭訓」から
娘お三輪に関わる
後半部分を
上演致します。

いつもに変わらぬ
フレッシュな配役。
子役、端役でも
キラッと光っていた
あの人の成長を
確かめたい
というお客様も
多い事と
思います。

只今
足遣いの
修行真っ最中。
なかなか頭巾を取った
顔をご覧戴けない
若手達も、
この公演では
晴れがましい
出遣い姿で登場。

中堅の
兄さん方は
人形部として
頭巾をかぶって
若手のサポート役。

今年も熱のこもった
舞台になる事
間違いなし。

チケットのお申し込みは
5月11日から。
どうぞお早目に。

今年も変わらぬ
皆様の御声援を
お願い申し上げます。

豊松清十郎

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[2016/04/16 08:00] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
春のお知らせ三連発・その一「若手会配役1」
桜の花と共に始まった
4月公演も半ばを過ぎ、
あっという間に後半戦に突入。

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花曇りの中で

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始まりました4月公演

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こんなに見事に咲きました


美しかった劇場前の桜も
今やすっかり葉桜に。

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中日前にはこの姿

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それでも少しは楽しめますか


お蔭様でお客様も
尻上りにその数を増し、
座員一同
張り切って
勤めております。

豪華絢爛たる
山の段を中心に
昼夜とも見どころ
聞きどころたっぷりの
「妹背山」の通し公演。

千秋楽に向かって
更なる御来場を
お待ち致しております。

今月は
求馬の役を戴き
珍しく出番の多い私。
毎日の舞台にかまけて
おります内に
またまたブログは
ご無沙汰続き。

そんな中で皆様に
是非お伝えしたい
お知らせが
次々と
届きました。

よーしそれなら
悔い改めて
一念発起。

という訳で
ここで春のお知らせ
三連発と参りましょう。

まずは
「文楽若手会」の
お知らせから。

なお今年の4月から
太夫の芸名表記が
「大」から「太」に戻り
「太夫」で統一されました。
どうぞお見知りおきを。


□文楽若手会

【公演日時】13時開演(16時45分終演予定)
大阪:6月18日(土)19日(日)
東京:6月25日(土)26日(日)

【料金】
大阪:一般2100円/学生1400円
東京:一般2600円/学生1800円

【前売り開始日】東京・大阪とも
電話・インターネット:5月11日(水)10時~
窓口:5月12日(木)10時~

【演目・配役】
「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」
井戸替えの段
竹本小住太夫、鶴澤寛太郎

杉酒屋の段
豊竹靖太夫、豊澤龍爾

道行恋苧環
お三輪・豊竹芳穂太夫、鶴澤清馗
求馬・豊竹咲寿太夫、鶴澤清公
橘姫・豊竹亘太夫、鶴澤燕二郎
竹本小住太夫、鶴澤清允

鱶七上使の段
豊竹希太夫、鶴澤清丈’

姫戻りの段
豊竹咲寿太夫、野澤錦吾

金殿の段
豊竹睦太夫、鶴澤清志郎

[人形役割]
丁稚子太郎・吉田玉翔
土左衛門・桐竹勘次郎
五州兵衛・吉田玉彦
藤六・吉田和馬
野平・吉田簑之
お三輪母・桐竹紋臣
求馬実は藤原淡海・桐竹紋秀
家主茂次兵衛・桐竹紋吉
橘姫・吉田玉誉
お三輪・吉田簑紫郎
里の童・吉田玉峻(大阪)吉田玉延(東京)
里の童・吉田簑悠
里の童・吉田玉征(大阪)桐竹勘昇(東京)
宮越玄蕃・桐竹勘介
荒巻弥藤次・吉田玉路
蘇我入鹿・吉田文哉
漁師鱶七実は金輪五郎・吉田玉勢
豆腐の御用・吉田簑次

[人形部]
吉田文昇、吉田幸助、吉田清五郎、吉田簑一郎
吉田勘市、吉田玉佳、吉田一輔

豊松清十郎

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[2016/04/15 22:59] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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